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報われない同居嫁
昨日に引き続き「がんばらない」中にあった痴呆症の姑の面倒を最後まで看た嫁の話。
徘徊などで、行方不明になった姑を何度も必死で探し回ったりして、疲れたお嫁さんが、
家中の鍵をかけ、姑と二人部屋の片隅にいた。
追詰められたお嫁さんの様子に白ヒゲ先生は、精神科のドクターに
ヘルプを出したこともあるとか。
度重なる気苦労のために胃潰瘍にまでなったのは、私の実の母と同じで、読みながら
オーバーラップしてやりきれない気持ちになった。
しかし、そこまで献身的に面倒を看ていても、小姑は冷たい。
痴呆の姑が、嫁に行った実の娘に「私は、ご飯を食べさせてもらえない」といったため、
嫁は、小姑からかなりキツイ嫌味を言われる。

私の実の祖母が痴呆症だったからわかるが、痴呆の老人は、おおよそまともな事を
言わないし、普通の人から見れば、不可解な行動をする。
彼らは、空想という宇宙空間の中で生きている。
年を取ると赤ちゃんに返るというが、私は、実際目にしてそうではないと思った。
赤ちゃんに返るのではない。宇宙へ帰還するための準備をしているかのようだった。
そんな者のいう事を、まともに受けていては、家で介護している人の恩を
仇で返すようなものだ。
本当にご飯を食べさせないような扱いをしているとすれば、体は痩せ細っているだろうし、
嫁の人柄がそういう人なら、そんな七面倒くさい事をせずに、姑の意思も関係なく
さっさとホームなり、その手の施設に預けている事だろう。
少し考えればわかること。それなのに、こういう口だけ偉そうに出す人は、
おおよそ介護という物に程遠い、絶対安全な場所から、介護をしている者に対して
このような口を出すというのがほとんどだと思う。

私の友人にも実の祖母の介護をしている人がいたが、いつも明るく元気だった彼女が、
げんなりとし、目の下にクマまで作って懸命に介護にあたっていたのに、一緒の散歩中、
ちょっと目を放したスキにおばあちゃんが転んでしまって、軽い怪我を負ったときも
「ついていながら、怪我をさせた」とおばあちゃんの姉妹たちがよって
たかって彼女を責めたと言う。
彼女は「もう、嫌だ。私が悪かったのかな・・」と泣きながら訴えていた。

せっかく献身的な介護をしていても、これでは、やる気をなくさせるどころか、
介護者の精神をも蝕んで、病気にしてしまうだろう。
やらないのではない。目の下にクマを作るほど精一杯やっているのに
責められるのだから。

懸命に介護をしていた私の実の母は、祖母が亡くなった後もいろいろ小姑達に言われたが、
その言葉がいかに人任せで無責任な言葉であるかは、私にはよくわかっていたし、
だから、姉妹で、小姑達に応戦した。

「がんばらない」の中のお嫁さんは、姑がなくなった場で、先生から「よくがんばって、ちゃんと最後までよく面倒を看たね。」とねぎらいの言葉をもらった。

友人は、友達に聞いてもらう事で、彼女がよくやっていること。言った人たちの
言葉が、他人任せな無責任な言動であったことを彼女なりに納得し、これからも
おばあちゃんを看続ける決意をしたようだった。

そんな風に理解者がいれば、介護にあたる同居嫁は、少しは報われるのかもしれない。
だがしかし、報われない同居嫁は、献身的な介護の中で、身体を壊し、精神を病み、
ボロボロになっていくんだろうなと思う。
絶対安全な外野席に座っている方たちの心無い言葉に傷つきながら。


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テーマ:家庭内事情 - ジャンル:結婚・家庭生活

【 2006/05/22 21:23 】

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