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命あるもの
家には一匹のハムスターがいる。
この子は一昨年の夏の終わりに家にお迎えした子だ。
近所に出来たばかりのペットショップに子供達と通って
ハムが入っている水槽にへばりついて見ていた。
あまりの愛くるしさに私の方もハマッてしまい、娘が欲しがったのを期に
娘の誕生日プレゼントとして、家に迎え入れた。
私にとっても今でも癒しになっている、かわいい家族の一員だ。

この子は去年の夏、病気を患った。
人間で言う、調度心臓辺りに黒いできものを発見した。
医者に行くと腫瘍なのだと言われた。
手術もあるけれど、ハムなどの小型動物は、麻酔などに耐えられないという
危険性の方が高いので、薬で様子を見て行きましょうと。
ハムの命は、もともと2年~3年といわれているが、1年くらいで、ガンだと
診断されたという事だ。
聞いた時は、「もう生きられないのかも」と思ってめちゃくちゃ
ショックだった。

犬や、猫のペット愛好家などにも、ハムのことを
「たかがネズミ」扱いする方がいらっしゃるのだが、姑やダンナもその内の一人だ。
ペットという点では、犬や、猫と命の重さには変わりはない。
ガンと聞けば、子供達も「死んじゃうの?」と心配そうに聞いてきたし、
できるだけ一緒にいたいという気持ちは、人間に感じるその気持ちと
なんら変わりはない。

しかし・・・
たかがネズミ一匹ごときで、いつまでも医者に通うのが、嫌なのか、
ある日ハムをお医者さんに連れて行こうとする私に姑は、こう言い放った
「そのネズミ、まだ医者に行ってるの?たかがネズミ一匹ごときに随分お金かけるのねぇ」


(--メ) ピクリッ

「このハム、あんたのダンナさんと

同じ病気なんだけどね」


それに医療費のことを言うのなら、そっちの方が検査検査で膨大な
金額使ってるだろう?
人間のみ生きる事が許されるのかね?随分と傲慢な話だ。



しかしその後、この子は、頑張って、腫瘍が目立たなくなるくらいまで
回復し、お尻をプリプリさせながら、かわいい姿を見せてくれる。
今も元気で過ごせているのだが、最近になって
また腫瘍が目立つようになってきた。来月で2歳になる。
人間で言うと、老人の域に入る。
そろそろ、この子も限界なのかな・・・と思いつつ、薬を貰いに行こうと
した時、また姑に会った。

「もうこれからは、どんどん弱っていくかもしれません」と私が言うと、


「死んだらどこに埋めるの?家には埋めないでね。近くの林にでも埋めてきて」


「あんたのダンナもその辺に埋めるか?」


そう言ってしまいそうになったが、こらえた。


あまりにも心無い言葉に怒りを隠せず、「行ってきます」と車のドアを
バタンと閉めてお医者に向かったのでありました。



命あるもの皆、同じように生きてて、大切なのにね。

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【 2005/07/04 21:54 】

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